例えば「接骨院 新宿」というキーワードで検索した際に、
A、トップ10に並ぶホームページすべてに、コロナ対策の記載がある
B、トップ10に並ぶホームページすべてに、コロナの記載がない
では、Aの方がGoogleの好む状態です。
まず、実際の感染リスクが減ります。
コロナの記載がある治療院を並べておくことで、検索ユーザーが施術を受けた際に、そこから感染する可能性が低くなると言えます。
Googleは既に社会のインフラのような存在ですので、感染拡大に繋がる情報提供は極力、避けたいところです。
また、利用者の側も、コロナ対策をしている治療院ばかりが並ぶことで、安心感を持って情報を吟味できます。
一方でBは懸念点があります。
Aと比較すると、院内感染のリスクが高まります。
コロナ対策の情報がない治療院ばかりですので、実際に院内感染対策を行っているかどうかは分からず、常にリスクがある状態です。
最悪、「Googleを使ったから感染してしまった」と言われかねません。
そして、検索を利用するユーザーも、「コロナの記載がないけれど大丈夫かな」と不安になるのです。
このような検索結果のままにしておくと、いつかユーザーがGoogle離れを起こすことも考えられるのです。
したがって、Googleの側に立つと、冒頭のAの状態にしておくことは公益性等も考えた場合、必要なアルゴリズムであったと言えます。
そこで、今回の順位変動があったと考えられるのです。